【ワイン呑兵衛その6】アーサーメッツ リースリング 2017
お疲れ様です!宮岡シノアです!
今日は、先日買ってきたフランス北東部にあるアルザス(Alsace)地方のアーサーメッツ(Arthur Mets)社のリースリング(Riesling)2017を買ってきたので、飲み始めました!
アーサーメッツ社は、1904年から続くクレマン(スパークリングワインのこと)の老舗ワインメーカーです。
どんなワインなのか?
アルザス地方は、西にあるヴォージュ山脈のお陰(フェーン現象※)で、湿った風が遮られて、雨が少なく、年間の平均気温は11℃ほどで、ワイン栽培に非常に適した地域です。リースリングやゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカなどの白ワイン品種が多く作られています。とはいえ、北の地域なので、酸味が豊かなワインが多い印象です。
※気流が山の斜面にあたったのちに風が山を越え、暖かくて乾いた下降気流となってその付近の気温が上がる現象
ちなみに、ヴァン・ダルザス(Vin d'Alsace)とはアルザスのワインの意味で、英語のof的な意味のdeが、エリジオンという直前の母音とくっついて、ダルザスとなっているものですね。
味わいはどう?
色は非常に淡い輝きで、シトラスやレモンなどの豊かな香りが楽しめます。少し緑色果実の青リンゴや洋梨の香りもありつつ、リースリングならではの石油臭がちょうど良いです(決して悪い匂いではありませんよ!)。
アルコール度数も12.0%のミディアムで、余韻はさっとしているので、醤油を使わない和食とかにとても合いそうです!
白身魚の塩焼きや唐揚げとかも良さそうです。色は違いますが、トマトの酸味と合わせて飲んでみたらおいしかったです!!
ちなみにコルクは合成コルクでした。
アーサーメッツ社はどのあたりにあるの?
アルザス地域で一番有名な都市だと思うストラスブール(EUの欧州議会とかがあります)から西に20キロほどのマルレンハイム(Marlenheim)というところに、アーサーメッツ社はあります。
ぜひ旅行して、特産のマンステールチーズのタルト・フランベや、シュークルートと一緒に現地で飲んでみたいですね!